鹿児島県医師会では医療機関の診察に関することのほか接遇、設備、治療費に関することなどいろんな要望、意見に関する窓口を設置しています。

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病院の上手なかかり方
キチンと伝えなきゃ、治るものも治らなくなっちゃう。長引いてしまう。病院とドクターといいつきあいをするためのヒント集を用意しました。

病院の上手なかかり方10のポイント
 
(1)伝えたいことはメモして受診する
ドクターは常に多くの患者さんと接しています。診断だけではなく、検査や病棟回診、それにスタッフへの指示や医師会活動、あるいは業者などとの折衝などです。ましてや、これが経営者ならばなおさらのことです。自分の状態を的確にしかも早く診断を下してもらうためには、現在の状況をメモにまとめて伝えると、対応が早くなります。

例えば腹痛などの場合、1〜2日前までさかのぼって「どんなものを食べたか」「いつぐらいからはじまったのか」などをメモしておきます。また、これまでかかった病気や病院を伝えることはドクターの判断、今後の治療方針に大いに役立ちますので、かねてから病歴帳あるいはお薬手帳などを準備しておくのもいいかもしれません。
 
(2)よりよい関係づくりはあいさつから
ドクターも一人の人間、良いコミュニケーション形成は何と言っても気持ちの良いあいさつと態度からです。より良いコミュニケーションづくりは、ドクターの心証に限らず患者さんの体の敏感な変化をもつかむきっかけになります。
 
(3)へたに知識を振り回さない
まさに生兵法はケガのもと。「風邪だからたいしたことないだろう…」と勝手に自己判断して危機に陥った例はいくらでもあります。いくら医学的な知識を持っていたとしても、自分で病名を決めつけるのはタブー。医師の気分をも害してしまいます。
 
(4)これからの見通しを質問
インフォームドコンセント(説明と同意)という言葉もすっかり定着した感がありますが、より早い治癒のために、しっかりドクターと認識を同一にしておく必要があるでしょう。遠慮せず、これからどういう治療が施されるのか?どれぐらいの期間がかかるのか?どれぐらいの費用がかかるのか率直に尋ねることで自分自身の心の安定にもつながりますし、またドクターとの信頼関係もより一層深まることでしょう。

またその際、大事なことはメモをとって確認する、納得できないときは何度でも質問をするなど、あなた自身の努力も必要になってきます。疑問をそのままに放置すると大切なことを見逃してしまうことになりかねません。キチンと最後まで、ドクターに尋ねるようにしましょう。
 
(5)医療にも不確実なことや限界があることを知る
何事に限らず完璧、100%と言うことはあり得ません。医療機関に任せたといっても、もちろん、ドクターや医療機関のスタッフを信じて任せるのは良いことですが、限界があるという面 も承知しておかなくてはなりません。その場合、最近言われている「セカンドオピニオン」を申し出るのも良いでしょう。

セカンド・オピニオンとは、直訳すれば、第二の意見ということです。具体的には、診断や治療方針について主治医以外の医師の意見を求めることを指します。例えば「ある病院で手術をすすめられたけど、どうしようか」など、重大な決断をしなければならないとき、他の専門医に相談したいと思うのは当然のことです。そこでその担当の医師に「他の先生の意見を求めたいのですが!」と申し出ることです。

セカンド・オピニオンは、日本ではまだ普及していないため「主治医に失礼になるのでは」と思われがちでしょうが、その心配はまったくいりません。インフォームド・コンセント(説明と同意)という考え方を分かっている医師でしたら快く承知してくれるはずです。
 
(6)専門外の場合、他院を紹介してくれるよう依頼する。
医療機関もそれぞれ得意不得意なことや専門外のことなどもあり、全てにおいて万能というわけではありません。気になることが発生したら、他の医療機関の紹介や福祉制度、保健制度についての相談などを気軽に申し出るのも良いでしょう。医療機関の場合、最近は紹介制度、提携関係を結ぶところが増えていますので積極的に申し出るのも良いでしょう。
 
(7)大事なことはメモを取る。
患者は、病いへの不安とドクターとのコミュニケーションの両面からどうしても緊張してしまって、会話の中身をよく覚えていないケースがあります。大事なことはメモにとって、聞きそびれたら再度質問するなりして、自分自身で整理しておきましょう。
 
(8)優先順位をつけてドクターに提示する。
高齢者にもなると体のあちこちに障害が出てくるものです。そうした時に「ここも痛い」「あそこも悪い」といくつも症状を述べられると混乱してしまいます。まずいちばん気になっているところから順に伝えるようにしましょう。
 
(9)相談室などの有効活用を
医療機関には、治療のこと、費用のことなど患者の疑問に応えてくれる医療相談室やメディカルソーシャルワーカーを配置している医療機関もあります。ドクターにどうしてもいいにくいことはこうした組織を利用するのも一つの方法です。
 
(10)治療方法を決めるのはあなたです。
医療機関から治療方針が示されても、最後に決めるのはあなた自身です。人間には少なからず、相性というのも存在しますし、またどうしても納得しがたい説明を受けたりすることもあるでしょう。全て、自分が情報を整理したりして、判断することが重要です。

受診のときの心得
 
受付
必ず保険証をご持参下さい。(初診、再診の場合も月初めに一度保険証が変更になった場合。)診察券(発行されている病院、医院では)を提出して下さい。 (再来の場合) 受付の際には、必ずフルネーム(姓名)でハッキリ申し出て下さい。できるだけ診療時間内受診をお願いします。急病やケガなどやむを得ず時間外を利用される場合は、事前に症状を報告し、電話等で医師の在宅を確認の上、了承をとって下さい。
投薬
・以前に内服薬や注射などで副作用があった場合は、その投薬名を医師に尋ねてメモし、記憶していて下さい。
・薬だけもらう場合は、医師に相談して指示に従って下さい。数ヶ月前に出ていた薬をもらうことは避けて下さい。来院の上、診察を受けて下さい。
・薬局での注意事項をよく聞き、定められた要項を忠実に守って下さい。
薬によりジン麻疹などの副作用が出た場合は、服用を中止し病院、医院へご連絡下さい。できるだけ小銭の用意をお願いします。
診察検査
あらかじめ症状や相談したいことをメモに書いて医師に話して下さい。何時からどんな症状があったかなどメモしておくと診断の助けになります。また、恥ずかしがらず、どんどん質問して下さい。その際ききたいことを明確にしておけば、限られた時間でより多くの情報が得られます。
・顔色などわかりやすいように薄化粧で、衣類はなるべく脱ぎやすいもので受診した方が良いでしょう。
・検尿が必要な場合がありますので、排尿せずに受診した方が良いでしょう。
・精密検査や眼科検査の場合などは、なるべく車の運転は控えた方が良いでしょう。

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